9月14日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと北海道日本ハムの第20回戦は、8対1で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテ先発の佐々木朗希投手は初回、木村文紀選手に先頭打者本塁打を浴びる苦しい立ち上がりに。しかし、2回以降は立ち直り、落ち着いた投球で3塁を踏ませなかった。5回表には、1死2塁のピンチを背負うも、後続を打ち取り無失点。5回58球4安打無四球6奪三振1失点の投球内容で、救援陣に後を託した。
一方の打線は5回裏、相手先発・鈴木健矢投手をとらえる。先頭の茶谷健太選手が四球で出塁。荻野貴司選手の安打などで、1死2、3塁と好機を拡大し、中村奨吾選手の犠飛で同点に追い付く。なおも2死1、3塁とし、井上晴哉選手の適時打で3塁走者が生還。逆転に成功すると、続く安田尚憲選手に2点適時二塁打が生まれ、4対1とした。
打線は6回裏にも、高部瑛斗選手の適時三塁打、井上選手の一塁線を破る適時二塁打などで、一挙4得点。8対1と一気に突き放す。後を受けた救援陣は、6回表を西野勇士投手、7回表を益田直也投手が無失点リレー。8回表からは、佐藤奨真投手が2イニングを無失点に抑え、試合を締めた。
勝利した千葉ロッテは、佐々木朗投手が5回1失点で9勝目をマーク。打っては、荻野選手が2安打、井上選手が2安打2打点、安田選手が2打点の活躍だった。なお、中村選手が6回裏に二盗を決め、通算100盗塁を達成している。
敗れた北海道日本ハムは、投手陣が乱調。先発の鈴木健矢投手が4.2回98球5安打5四死球3奪三振4失点と、悔しさの残るマウンドに。打線では、松本剛選手がマルチ安打の活躍だった。
123456789 計
日 100000000 1
ロ 00004400X 8
日 ●鈴木健矢-河野竜生-北山亘基-堀瑞輝
ロ ○佐々木朗希-西野勇士-益田直也-佐藤奨真
文・谷島弘紀
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