◇東北楽天対オリックス 第22回戦（13日・楽天生命パーク宮城）

　オリックスの平野佳寿投手がNPB史上12人目となる通算150ホールドを記録した。

　3対3と同点のまま突入した11回裏、6番手で登板した平野投手は、2つの四死球を許しながらも1回無失点に抑え、チームのサヨナラ負けを防ぐ粘投を披露した。2010年4月21日の北海道日本ハム戦でプロ初ホールドを記録して以来、積み重ねてきたホールド数は大台の150に到達。

　今季はNPB通算200セーブも記録。通算150ホールドにも到達するのは藤川球児氏に続きNPB史上2人目、パ・リーグでは初の偉業となった。今後もチームに貢献する好リリーフに期待すると共に、史上初のNPB、MLB通算250セーブ、及びNPB、MLB通算200ホールドの達成にも注目したい。

◇平野佳寿投手の記録
初ホールド　2010年4月21日 北海道日本ハム戦
NPB通算150ホールド　2022年9月13日 東北楽天戦

文・村井幸太郎

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