デスパイネ&正木智也が本塁打! 10安打7得点を挙げた福岡ソフトバンクが勝利

パ・リーグ インサイト

2022.9.12(月) 22:16

福岡ソフトバンクホークス・デスパイネ選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・デスパイネ選手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月12日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の第21回戦は、7対5で福岡ソフトバンクが勝利。

 福岡ソフトバンクの先発は東浜巨投手。2回表に先制を許すも最少失点で切り抜け、以降は無失点ピッチングを続ける。打線は3回裏に2四球で好機を得ると、今宮健太選手が適時打を放ち逆転に成功。なおも2死1塁の場面でデスパイネ選手に10号2ランが飛び出し、リードを広げた。

 4回裏にも正木智也選手の3号ソロで4点差としたが、6回表に東浜投手が山川穂高選手に39号2ランを被弾し2点差に。さらに無死1、2塁のピンチを迎えたが、続く打者を併殺に打ち取り、2死からマウンドに上がった嘉弥真新也投手も後続を三振に切って取った。

 追加点が欲しい打線は7回裏、今宮選手と柳田悠岐選手の連打で1、2塁とすると、牧原大成選手が四球を選び満塁に。すると川瀬晃選手が2点適時二塁打を放ち、再び4点差とした。

 8回表には、この回からマウンドに上がった泉圭輔投手が四球と安打で走者をためると、呉念庭選手に適時打を浴びて失点。さらに犠飛でじわじわと詰め寄られる。しかし後続を断つと、最終回もモイネロ投手が無失点に抑えて7対5で試合終了。

 勝利した福岡ソフトバンクは3回裏に逆転すると、何度か追い付かれそうになりながらも継投陣が粘投。打線も10安打7得点と奮起した。なお、先発の東浜投手は5年ぶりの2桁勝利となった。一方敗れた埼玉西武は、先発のエンス投手が5回5失点の内容。打線もチャンスを生かしきれず、あと一歩及ばなかった。

  123456789 計
西 010002020 5
ソ 00410020X 7

西 ●エンス-宮川哲-スミス-本田圭佑
ソ ○東浜巨-嘉弥真新也-松本裕樹-泉圭輔-藤井皓哉-Sモイネロ

文・北村彩実

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