9月7日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムとオリックスの第23回戦は、3対2で北海道日本ハムが勝利。
北海道日本ハムの先発は、今季4勝目を狙う上原健太投手。初回を3者凡退に抑えると、続く2回表も3人で打ち取る上々の立ち上がり。しかし3回表に1死2塁のピンチを招くと、西村凌選手に適時三塁打を浴び、1点を先制される。さらに中川圭太選手にも適時三塁打を許し、この回2点を失った。
追い付きたい打線は直後の3回裏、安打と四球などで2死2、3塁として木村文紀選手が同点の2点適時二塁打を放ち、試合を振り出しに戻す。
立て直したい上原投手だったが、4回表に1死2塁とした場面で降板。マウンドを引き継いだ2番手・鈴木健矢投手が後続を抑え、無失点で切り抜ける。その後は北山亘基投手、ロドリゲス投手とつなぎ、勝ち越し点は与えない。
2対2で迎えた7回裏、先頭の上川畑大悟選手が安打などで1死2塁から、近藤健介選手が均衡を破る適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功する。
8回表からは井口和朋投手がマウンドへ。死球と2本の安打で無死満塁と一打逆転の大ピンチを招くも、後続から2者連続三振を奪うと、最後は安達了一選手を右飛に打ち取り、リードを守り切る。最終回は石川直也投手が走者を1人許すも、無失点で試合を締めた。
勝利した北海道日本ハムは、先発の上原投手が4回途中2安打4四死球2奪三振2失点。ロドリゲス投手が今季2勝目をマークした。打線では、谷内亮太選手が3安打の活躍。木村選手も2打点をマークするなど、ベテランが勝利に貢献した。
敗れたオリックスは、先発の竹安投手が3回途中3安打4四球2失点と試合を作れず。打線では、中川選手が3安打をマークするも、好機での一打を欠いた。
123456789 計
オ 002000000 2
日 00200010X 3
オ 竹安大知-村西良太-山崎颯一郎-●吉田凌-ワゲスパック
日 上原健太-鈴木健矢-北山亘基-○ロドリゲス-井口和朋-S石川直也
文・杉森早翔
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