2点ビハインドの6回に味方が4点を奪い逆転に成功
千葉ロッテの南昌輝投手が2年振りの白星を挙げた。3日の広島戦(ZOZOマリン)に7-5で勝利し、3カードぶりのカード勝ち越しになった。
1点ビハインドの5回1死二、三塁の場面で3番手でリリーフ登板。會澤に右犠飛を許したが最少失点で切り抜けると、続く6回も2死二塁のピンチを背負ったが4番・鈴木を力のあるストレートで右飛と無失点に抑えた。
すると、その裏に味方打線が4点を奪い逆転に成功し勝利投手の権利が転がり込んだ。昨年は右肩を痛め0勝1敗。前年の2016年はシーズン後半、益田とともに、リリーフで大車輪の活躍で5勝をあげ、チームをクライマックスシリーズに導いた右腕が久しぶりの勝利を手にした。
お立ち台に上がった右腕は「泣くなよ」と益田から大声をかけられ、はにかんでいたが「昨年は結果が出なかったので何とかと思っていた」と2年ぶりの白星に安堵の表情を見せていた。
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