オリックスが頼れる外国人打者2人のバットで接戦を制す。チームは交流戦2カード連続勝ち越しで貯金1へ

パ・リーグ インサイト

2018.6.3(日) 16:43

オリックス・バファローズ ロメロ選手、マレーロ選手(C)PLM
オリックス・バファローズ ロメロ選手、マレーロ選手(C)PLM

昨夜は延長12回までもつれた接戦の末、オリックスがサヨナラ勝ちで京セラドームでの巨人戦連敗を9で止めた。この試合では交流戦初登板の田嶋投手が先発のマウンドに上がる。対する巨人の先発は内海投手だ。

田嶋投手は初回、先頭打者に四球を与えて走者を背負うものの、後続を打ち取り上々の立ち上がりを見せる。

2回裏、この日に1軍登録され、いきなり4番を任されたマレーロ選手が、左翼席上段にまで運ぶ特大の第9号ソロを放ちオリックスが先制する。援護をもらった田嶋投手だったが、3回表、5回表にそれぞれ1点を許し、1対2と逆転を許してしまう。

以降も田嶋投手は得点圏に走者を背負うが、ストレートと変化球で相手の打者を打ち取り、6回2失点の投球でマウンドを中継ぎに託した。

1点を追うオリックスは7回裏、この回先頭のロメロ選手が二塁打を放つ。2塁走者のロメロはその後、まずい走塁死。だが、ルーキー・福田のセーフティーバントなどで2死1,3塁を演出する。この好機に代打・小田選手が逆方向へ同点適時打を放ち、試合を2対2の振り出しに戻した。

調子づく打線は続く8回裏、1死1塁から4番・マレーロ選手が二塁打でつなぐ。その後、2死2塁から6番・ロメロ選手がど真ん中のストレートをセンターへ弾き返した。この一打で勝ち越したオリックスが、終盤に3対2と逆転に成功する。

9回は守護神・増井選手が得点圏に走者を背負いながらも、無失点で切り抜けてオリックスが逃げ切り。昨夜に引き続き、1点を争う均衡した試合を逆転勝ちで制し、交流戦2カード連続の勝ち越しを決めた。この勝利で貯金を1とし、火曜日からは甲子園で阪神と関西ダービーを行う。

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