【ファーム】金子千尋が6回1安打1失点の快投。北海道日本ハムが本拠地1カ月ぶり勝利

パ・リーグ インサイト

2022.8.18(木) 16:01

北海道日本ハムファイターズ・金子千尋投手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・金子千尋投手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月18日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われた北海道日本ハムと東京ヤクルトのイースタン・リーグ公式戦第17回戦は、5対2で北海道日本ハムが勝利した。

 北海道日本ハムは初回、先頭からの連打と四球で無死満塁とすると、1死から田宮裕涼選手の犠飛、相手の暴投で2点を先制する。先発の金子千尋投手は、初回から持ち前の制球力が冴え、3回までパーフェクトピッチング。4回表には四球と味方の失策から1、3塁のピンチを招くも後続を断ち、5回まで相手打線を無安打に抑える。

 金子投手は6回表、先頭にストレートの四球を与えると、パスボールなどで2死3塁のピンチを背負う。続く坂口智隆選手に、今試合初安打となる適時内野安打を許し1点を失うも、後続は打ち取って最少失点に。6回を投げ1安打2四球5奪三振1失点の内容でマウンドを降りた。

 1点差で迎えた6回裏、先頭の細川凌平選手がフェンス直撃の二塁打を放つと、木村文紀選手に3号2ランが生まれ、リードを3点に広げる。7回表に登板した2番手の西村天裕投手はソロ本塁打で1点を失うも、7回裏には細川凌平選手に適時打が生まれて再び3点差に。8回表は堀瑞輝投手、9回表は河野竜生投手が無失点で抑え、試合終了となった。

 勝利した北海道日本ハムは、7月19日以来、約1カ月ぶりとなる本拠地での勝利。先発の金子投手が6回1失点の好投で6勝目をマークし、救援陣も安定した投球でリードを保った。打線では、点差を詰められた直後に木村選手が値千金の一発。片岡奨人選手と樋口龍之介選手もマルチ安打の活躍を見せた。

  123456789 計
ヤ 000001100 2
日 20000210X 5

ヤ ●金久保優斗-下慎之介
日 ○金子千尋-西村天裕-堀瑞輝-河野竜生

文・波多野瞭平

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