6月3日、ヤフオクドームで行われる福岡ソフトバンクと横浜DeNAのカード最終戦。2日の2戦目では、試合終盤に塚田選手と上林選手の殊勲打で逆転した福岡ソフトバンクが、何とか逃げ切って交流戦無傷の5連勝を決めた。鷹がやや優勢ながら、昨年の日本シリーズを思い起こさせる両チームの対決。3日の見どころを挙げていこう。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→2勝0敗、横浜DeNA→0勝2敗
【福岡ソフトバンク】武田投手 8試合、2勝4敗 53回、35奪三振、25失点 防御率4.08
【横浜DeNA】石田投手 8試合、1勝4敗 44.1回、42奪三振、27失点 防御率3.86
3日の福岡ソフトバンクの予告先発は、武田投手だ。5月半ばに2試合連続の完封勝利を記録したものの、直近の2試合では7回を投げ切れず、自責点も5点以上と、相変わらず好不調の波が激しい。首位追撃に向けて、良い流れでつないできた連勝を止めるわけにはいかない。
福岡ソフトバンク打線においては、上林選手に注目だ。昨季の交流戦期間中にも、存在感を見せ付けていた22歳の若鷲は、1日から2試合連続で勝ち越し弾をかっ飛ばしている。軽やかなスイングで弾丸ライナーを突き刺す姿は一見の価値あり。相手先発は左腕だが、左投手を苦手にしている極端なデータは出ていない。またもあの爽快な一発にお目にかかれるか。
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