救援陣が5回無失点の好リリーフ。打線が奮起し3カード連続勝ち越し、6月は連勝発進

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2018.6.2(土) 21:22

北海道日本ハムファイターズ・宮西尚生投手(C)PLM
北海道日本ハムファイターズ・宮西尚生投手(C)PLM

6月2日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと中日のカード2戦目。中盤まで1点を争う緊迫した展開が続くも、終盤に一発攻勢で一気に仕掛け、大きく点差が開くゲームとなった。

まずは初回、先頭の西川選手が安打で切り込み、盗塁と四球で1死1,2塁の好機を迎える。ここで4番・中田選手と6番・杉谷選手の適時打などで3点を先取。鮮やかな先制劇で主導権を握る。

援護を受けた先発・浦野投手は2回表に1点を失い、4回表には2失点。今季初先発となった今日の登板でリズムを作れず、リードを吐き出してしまう。

しかし、5回裏に先頭の大田選手が「打った瞬間、行ったと思いました。イメージ通りのスイングができました」という自画自賛の11号ソロを放ち、勝ち越しに成功すると、7回裏にはレアード選手、中田選手の2者連続弾で加点。さらに満塁の場面で途中出場の鶴岡選手が走者一掃の適時二塁打を放ち、一挙5得点で試合を決めた。

5回以降は公文投手、西村投手、今日が33歳の誕生日の宮西投手、石川直投手とつなぎ、最終回は玉井投手が登板。それぞれ1イニングずつ、自らの仕事をきっちりとこなし、中日打線の反撃を退けた。

これで北海道日本ハムは今カードあっさりと連勝。交流戦開幕から2カード連続勝ち越しを含む、3カード連続勝ち越し。首位を狙うチームにふさわしい試合運びで連勝を飾り、6月は最高のスタートとなった。

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