4番に2発が出たが…投手陣が崩れて埼玉西武が大敗

パ・リーグ インサイト

2018.6.2(土) 17:50

埼玉西武ライオンズ・山川穂高選手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・山川穂高選手(C)PLM

6月2日、メットライフドームで行われた埼玉西武と阪神のカード2戦目。昨日の初戦では獅子のエース・菊池投手が復帰登板で好投し、約1カ月ぶりの勝利を手にした。埼玉西武が先勝した状態で迎える今日の先発は、埼玉西武が多和田投手、阪神が小野投手。奇しくも、富士大学の新旧エースの投げ合いである。

初回、多和田投手はいきなり1点を失う。しかし3回裏から、破壊力抜群の獅子打線が阪神の小野投手に襲い掛かった。まずは2死1塁から4番・山川選手が15号2ランを放ち、すぐさま勝ち越しに成功する。4回裏にも3四球で1死満塁とすると、1番・秋山選手が内角の球を巧みにはじき返して2点を追加。スコアは4対1となり、試合中盤で埼玉西武がリードを握った。

しかし、埼玉西武投手陣がリードを守れなかった。5回表に1点を失うと、6回表には2番手の野田投手がまさかの逆転満塁弾を浴びる。7回裏には山川選手が今日2本目の16号で反撃するものの、その後も小刻みに追加点を許し、差を縮めていくことができない。

何とか反撃したい埼玉西武は、9回裏には走者を出し、満塁までこぎ着けたが、それ以上の反撃は叶わず。埼玉西武と阪神の交流戦2戦目は、10対5で阪神が大勝した。試合中盤一度はリードを握ったはずの埼玉西武は、先発の多和田投手が6途中4失点という結果に終わると、後続の中継ぎ陣もことごとく打ち込まれ、満塁弾で阪神に傾いた流れを最後まで取り戻すことができなかった。

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