ヤフオクドームで行われている福岡ソフトバンクと横浜DeNAによる3連戦のカード2戦目。昨日の試合では、千賀投手が復帰登板を見事に白星で飾り、交流戦は無傷の4連勝となった。今日の先発は、交流戦を得意としているバンデンハーク投手。前回の登板では、7回途中1失点に抑え、復調の兆しを見せている。交流戦4連覇へ向けて、自身1カ月ぶりとなる勝利を手にしたい。対する横浜DeNAの先発は、濱口投手だ。
初回、バンデンハーク投手は3者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せるが、2回表に
先頭の筒香選手に先制弾を許し、3回表にも1失点。さらに6回表には宮崎選手に10号ソロを浴び、スコアを3対0とされる。
5回まで毎回のように得点圏に走者を進めるも無得点に終わっていた福岡ソフトバンクは6回裏。捕逸と上林選手の安打などで、無死1,3塁の好機を演出。ここで昨日は先発を外れ、今日はスタメン出場となった8番・松田選手が意地の2点適時二塁打を放ち、1点差に詰め寄る。
続く7回裏も福岡ソフトバンクの反撃は止まらない。2死からデスパイネ選手が四球を選ぶと、6番・塚田選手が、まずは左前へ同点適時打を放つ。さらに続く上林選手が勝ち越し2ランを右翼席へ放り込み、試合を一気にひっくり返し、スコアを5対3とした。
しかし8回表、点差を1点に縮められるも、なおも続く満塁のピンチは切り抜ける。9回にも守護神・森投手が一打同点の場面を迎えるが、2番・桑原選手を仕留めて試合終了。6回、7回に5点を奪った福岡ソフトバンクが見事逆転勝ちを収めた。
これで福岡ソフトバンクは交流戦無傷の5連勝スタートとなった。明日は武田投手が登板予定。交流戦4連覇へ向け、明日の試合も確実にものにしたい。
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