終始主導権を握り続けた千葉ロッテ。対戦成績を五分に戻し、明日の試合で勝ち越しを狙う

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2018.6.2(土) 17:11

千葉ロッテマリーンズ・ボルシンガー投手(C)PLM
千葉ロッテマリーンズ・ボルシンガー投手(C)PLM

ZOZOマリンスタジアムで行われている千葉ロッテと広島のカード2戦目。昨日の試合では、涌井投手が試合を作ることができず大事な本拠地初戦を落としてしまった。今日の先発マウンドには自身4連勝中と波に乗るボルシンガー投手が上がる。鯉打線を封じ、チームに勝利を呼び込みたい。対する広島の先発は、高橋昂投手だ。

初回、ボルシンガー投手は3者凡退に抑える危なげない投球を披露。するとその裏、先頭の荻野貴選手、藤岡裕選手が連打で出塁。1死1,2塁の好機で4番・角中選手が巧みなバットコントロールで先制適時打を放ち、幸先よく1点の先制に成功する。

さらに4回裏、千葉ロッテが高橋昂投手を再び攻めたてる。まずは先頭の井上選手が豪快な6号ソロを放ち1点を追加。さらに続く8番・鈴木選手が安打を放ち、田村選手が犠打を決めると、荻野貴選手が中前打で続き、盗塁を決めて1死2,3塁の好機を演出。すると2番・藤岡裕選手が2点適時打を中前へ運び、この回一挙3得点でスコアを4対0とした。

5回まで無失点に抑え続けていたボルシンガー投手は6回表に連打を浴び、この回3点を失って1点差に詰め寄られてしまう。

追加点が欲しい千葉ロッテは7回裏、先頭の中村選手が安打で出塁すると、続く角中選手がフルカウントから右翼へ2号2ランを放ち2点を追加。終盤に大きな得点が入り、リードを3点に広げる。

さらに8回裏、荻野貴選手の安打、四球などで2死1,2塁の好機を迎えると、5番・ドミンゲス選手が適時打を放ち貴重な1点を追加。スコアを7対3とし、広島を大きく突き放した。

8回途中から2番手・松永投手が上がり、無失点。9回は内投手が広島打線の反撃を封じ、そのまま7対3で千葉ロッテが勝利。カード勝ち越しへ向け、広島との対戦成績を1勝1敗の五分に戻した。

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