◇千葉ロッテ対福岡ソフトバンク 第13回戦（17日・ZOZOマリンスタジアム）

　福岡ソフトバンクの増田珠選手が、プロ初安打となる第1号ソロを千葉ロッテ先発のロメロ投手から放った。

　17日に一軍登録されると、「6番・レフト」でプロ初スタメンで出場。第1打席は2死1、3塁の好機で見逃し三振に倒れたが、2点ビハインドの4回表、迎えた第2打席は5球目の直球を右中間に運んだ。本人も驚きの表情を浮かべた一発で、チームは1点差に詰め寄っている。

　増田選手は今季二軍で53試合に出場し、打率.291をマーク。一軍では2019年シーズンに4打席立ったものの安打は生まれず、久しぶりの一軍の舞台で最高の結果を出した。

◇増田珠選手 コメント
「出塁することだけを考えて打席に入りました。思い切った自分のスイングで真っ直ぐを捉えることができました。素直にうれしいですが、ホームランになるとは思わず、驚きのほうが強いです。とにかく一点返すことができて良かったです。この後も、チームの力になれるように頑張ります」

文・木村圭

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