2カード連続の勝ち越しに向けて。西川遥輝は「幻」の記録を、本拠地のファンの前で達成できるか

パ・リーグ インサイト

2018.6.1(金) 09:30

北海道日本ハムファイターズ・西川遥輝選手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・西川遥輝選手(C)パーソル パ・リーグTV

6月1日、札幌ドームで行われる北海道日本ハムと中日のカード初戦。交流戦最初のカードとなる巨人との3連戦では2勝1敗と勝ち越しを決め、良い流れを保ったまま札幌に戻ることに成功している。2カード連続の勝ち越しに向けて重要となる3連戦の初戦、6月1日の試合の見どころを紹介していきたい。

【昨季対戦成績】
北海道日本ハム→2勝1敗、中日→1勝2敗

【北海道日本ハム】高梨投手 8試合、3勝2敗 52.2回、38奪三振、19失点 防御率3.25
【中日】柳投手 8試合、2勝4敗 46.1回、39奪三振、27失点 防御率4.66

北海道日本ハムの先発は高梨投手。前回登板の埼玉西武戦では6回2/3を4失点ながら、今季3勝目を手にしている。今シーズンは安定した投球を披露してチームを支えているだけに、今シーズンの交流戦初登板となるマウンドでもしっかりと試合を作り、打線の援護を待ちたいところだ。

打線では西川選手に注目だ。今季は開幕から不振が続いていたが、5月23日の千葉ロッテ戦から8試合連続安打を継続中と状態は上向き。5月31日の試合でも3回に放った二塁打に加えて2つの四球を選んでおり、1番打者としてチャンスメイクの役割を果たしている。30日には9回に通算200盗塁を達成したとして球場内で表彰されたが、守備側が対応していなかったことから盗塁が記録されずに「幻」となっていた西川選手。これまでの活躍を見守ってきた本拠地・札幌ドームのファンの前で、一旦はお預けとなった大台に再び手をかけることができるだろうか。

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