5月31日、ナゴヤドームで行われた中日とオリックスのカード最終戦。29日、30日の試合では連日の逆転劇を演じたオリックスが連勝でカード勝ち越しを決めた。
交流戦3連勝スタートを狙うオリックスは西投手を先発のマウンドに送る。西投手は開幕から安定した投球を続けているものの5月は未勝利。今日の登板でも好投で試合を作り、打線の援護を待ちたい。対する中日の先発は吉見投手だ。
交流戦3連勝を託された西投手だったが、3回裏、4回裏、5回裏と中日打線に毎回得点を奪われ0対3とリードを許してしまい、5回でまさかのノックアウト。6回からは2番手・澤田投手が2イニングスを投げるも2点を失って0対5とさらに突き放されてしまう。
中日の先発・吉見投手の前に7回まで無得点に抑えられていた打線は8回表、無死1塁から6番・T-岡田選手の6号2ランで2点を返して2対5と3点差に詰め寄るが、8回裏にさらに4点を奪われ2対9。9回表は又吉投手の前に無得点に終わって試合終了。主導権を握られ続ける苦しい展開となった。
敗れたオリックスは、投手陣が3回から8回まで6イニングス連続失点と中日打線につかまり9失点。打線も中日・吉見投手の前にT-岡田選手の2ランで挙げた2得点のみに終わって7点差で大敗を喫し、交流戦3連勝スタートはならなかった。
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