山口航輝の6号2ランで突き放した千葉ロッテが北海道日本ハムに連勝

パ・リーグ インサイト

2022.7.6(水) 21:26

千葉ロッテマリーンズ・山口航輝選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・山口航輝選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月6日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと北海道日本ハムの第11回戦は、5対4で千葉ロッテが勝利した。

 千葉ロッテの先発はロメロ投手。初回から得点圏に走者を背負うも、荻野貴司選手の好守にも助けられ無失点で切り抜ける。打線はその裏、先頭の荻野選手が二塁打で出塁すると、内野ゴロで3塁に進塁。ここで中村奨吾選手が犠飛を放ち、先制に成功した。

 先制点を受けたロメロ投手だったが、3回表に清宮幸太郎選手の9号ソロで同点に追い付かれる。さらに4回表には、連打でピンチを招くと、石井一成選手に適時打を浴び、勝ち越しを許した。

 打線は4回裏、先頭の中村選手が四球を選び、続く安田尚憲選手の二塁打で無死2、3塁と逆転のチャンスを迎える。すると井上晴哉選手、佐藤都志也選手が2者連続犠飛、さらに2死2塁から山口航輝選手が6号2ランを放ち、一挙4得点で試合をひっくり返した。

 打線の援護をもらったロメロ投手は、5回表に1死3塁とされると、内野ゴロの間に失点する。6回表にも二塁打と四球を与えたところで降板。後を受けた西野勇士投手が1点を失うが、5対4とリードを保ったまま切り抜けた。

 7回以降は、東條大樹投手、オスナ投手が無失点でつなぐと、最終回は抑えの益田直也投手がマウンドへ。先頭を死球で出塁させるが、後続を断ち試合終了。勝利した千葉ロッテは中盤の猛攻で突き放すと、7回以降の救援陣が無失点リレーを見せて競り勝った。一方の北海道日本ハムは、千葉ロッテを上回る8安打を記録したが、あと一本が出なかった。

  123456789 計
日 001111000 4
ロ 10040000X 5

日 ●上原健太-西村天裕-鈴木健矢-吉田輝星-北山亘基
ロ ○ロメロ-西野勇士-東條大樹-オスナ-S益田直也

文・木村圭

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