5月30日、東京ドームで行われた巨人と北海道日本ハムの交流戦カード2戦目。前日の試合では、近藤選手と西川選手に一発が飛び出し、先発のマルティネス投手も9回途中3失点と、投打がかみ合った北海道日本ハムが交流戦初戦勝利を収めた。
北海道日本ハムは、チーム5連勝が懸かる今日の試合の先発を、上沢投手に託す。前回登板の千葉ロッテ戦では8回無失点で自身3連勝を決めた。22イニングス連続無失点と好調な上沢投手はどこまで記録を伸ばし、チームを勝利へ導けるか。
大きな期待のかかる上沢投手だったが、試合序盤から巨人打線につかまってしまう。2回裏には4連打を浴びるなどして、8点の大量リードを許した。しかし北海道日本ハムも負けじと反撃する。3回表、ゴロの間に1点を返すと、4回表には先頭のレアード選手が10号ソロをかっ飛ばし、3者連続の押し出し四死球で何とこの回一挙5得点を挙げる。
このまま流れを引き寄せたいところだったが、5回裏に1点を失い、スコアは6対9に。その後9回表1死から1番・西川選手、続く大田泰選手の連打で1点を追加し、4番・中田選手の適時打で1点差まで迫ったものの、反撃もそこまで。巨人と北海道日本ハムの交流戦2戦目は、9対8で巨人が勝利した。
北海道日本ハムは、先発・上沢投手がまさかの3回8失点と先発投手の役割を果たせず。交流戦開幕カードは1勝1敗となり、北海道日本ハムの連勝は4でストップした。
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