5月30日、神宮球場で行われた東京ヤクルトと千葉ロッテのカード2戦目。29日の試合は先発の石川投手が好投し、打線がつながりを見せた千葉ロッテが5対1で勝利した。連勝して勢いに乗りたい千葉ロッテは有吉投手が先発のマウンドに上がる。プロ初先発となった前回登板の北海道日本ハム戦では5回2失点の力投を見せた。今日の登板では前回を上回るような好投を見せて今季初勝利をつかめるか。対する東京ヤクルトの先発はハフ投手だ。
初回は両先発が上々の立ち上がりを披露し、迎えた2回裏。千葉ロッテの先発・有吉投手が東京ヤクルトに1点の先制を許すが、4回表に千葉ロッテが反撃。1死から4番・角中選手、5番・ドミンゲス選手の連打で1死2,3塁の好機を作ると、続く清田選手の遊ゴロの間に1点を返して試合を振り出しに戻す。以降は両先発とも好投を披露し、6回を終えて1対1の同点のまま試合は終盤の攻防に突入する。
再び試合が動いたのは7回裏、千葉ロッテの4番手・大谷投手がバレンティン選手、西浦選手に本塁打を浴びるなどしてこの回3失点。反撃したい千葉ロッテだったが、8回裏を近藤投手、9回裏は東京ヤクルトの守護神・石山投手の前に無得点に倒れて試合終了。試合は4対1で東京ヤクルトが勝利した。
敗れた千葉ロッテは先発の有吉投手が6回途中1失点の好投を披露するが、打線がわずか1得点。後を受けた中継ぎが7回裏に痛恨の勝ち越し弾を浴びて惜しくも敗北。カード戦績は1勝1敗の五分となり、カード最終戦に臨むことになった。
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