◇東北楽天対埼玉西武 第11回戦(26日・楽天生命パーク宮城)
埼玉西武の山川穂高選手が、日本プロ野球史上113人目となる通算200本塁打を達成した。
4回表、第2打席に立った山川選手は早川隆久投手が投じた3球目を捉えると、打球は右中間スタンドへ。自身通算697試合目での達成は、秋山幸二氏と田淵幸一氏の714試合を超え、日本人選手最速で達成の快挙となった。
山川選手は2018年と2019年に最多本塁打のタイトルを獲得。今季は4月に一時、右太もも裏の肉離れで離脱していた期間があったが、この一発で現在本塁打数はリーグトップの23本を記録している。埼玉西武の主砲は3年ぶりにホームラン王の座を獲得できるか。
◇山川選手 コメント
「打ったのはチェンジアップかな、と思います。いや~、200号、めちゃくちゃ忘れてました。打席の中では相手投手に対して集中してますから。ホームランの後、ベースを回りながらベンチを見たら、あ、そうだった、って。打てて良かったです」
◇山川選手 本塁打の記録
初本塁打 2014年9月15日 東北楽天戦
100本塁打 2019年5月12日 北海道日本ハム戦
150本塁打 2020年9月12日 福岡ソフトバンク戦
文・北村彩実
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