5月30日、ナゴヤドームで行われた中日とオリックスのカード2戦目。29日に行われた初戦は3本塁打を含む12安打8得点を挙げたオリックスが制した。
連勝で勝ち越しを決めたいオリックスは、エース・金子千尋投手を先発のマウンドに送る。前回登板23日の楽天戦で今季初勝利を上げた右腕は、チームを連勝に導けるか。対する中日の先発は松坂投手である。
オリックス先発の金子千尋投手は初回にいきなり1点を失うが、以降は両先発ともに得点を許さない素晴らしい投球を披露。ハイレベルな投手戦が展開された試合は1対0で中日リードのまま終盤の攻防へ突入する。
金子千尋投手が7回1失点の好投でつなぐと、それに応えるように8回表にオリックス打線が爆発した。2死から3番・吉田正選手が四球、続くロメロ選手が右安打、さらに小谷野選手が四球を選んで2死満塁の好機を作ると、7番・T-岡田選手が勝ち越しの2点適時打。続く安達選手も2点適時二塁打を放ってこの回一挙4得点。オリックスが4対1と勝ち越しに成功する。
終盤でリードを奪ったオリックスは勝ち継投へ。8回裏は山本投手が無失点でつなぐと、9回表に西野選手の適時三塁打でさらに1点を追加し、9回裏は守護神・増井投手がしっかり3者凡退で締めて試合終了。中日とオリックスのカード2戦目は5対1でオリックスが勝利した。
オリックスは先発した金子千尋投手が7回1失点の好投で2勝目。打線が8回に爆発し、逆転劇を演じた。
記事提供: