2回には辰己から高めのストレートで三振奪取
■楽天対北海道日本ハム(21日・秋田)
北海道日本ハムの吉田輝星投手が21日、地元の秋田・こまちスタジアムでの楽天戦に先発。楽天主催の一戦だが、スタンドは吉田への応援が多数。金足農のエースとして沸かせた4年前の夏以来のマウンドで、序盤は成長した姿を見せたが、5回途中4安打2失点で降板。新庄剛志監督から伝えられた「ラストチャンス」を生かしきれなかった。
前回先発した5日の阪神戦は、ヒーローとなった甲子園の地で3回4失点。雪辱の場として、地元のマウンドが用意された。初回は浅村にフェンス直撃の左前打を許したものの、左翼・木村の好プレーもあって無失点に。2回2死では、辰己を高めの直球で空振り三振に仕留めてみせた。
4回まで無失点投球だったが、5回先頭の銀次に中前打を許したところから暗転。1死2、3塁で太田に先制の2点適時打を浴び、続く武藤にも右前打を許したところでビッグボスがベンチを出た。5回に届かず無念の降板となったが、スタンドからは大きな拍手が送られた。
(Full-Count編集部)
記事提供: