甲子園で行われている阪神と福岡ソフトバンクの3連戦。交流戦開幕となった29日の試合では、最終盤・9回表に柳田選手の適時打が飛び出した福岡ソフトバンクが1対0で勝利。手に汗握る接戦をしっかりものにした。このままカード勝ち越しを狙う福岡ソフトバンクのキーマンは、次の選手になってくるだろう。
【今季対戦成績】
阪神→0勝1敗、福岡ソフトバンク→1勝0敗
【阪神】高橋投手 4試合、2勝1敗 24.2回、17奪三振、9失点 防御率2.92
【福岡ソフトバンク】石川投手 11試合、6勝2敗 54回、33奪三振、14失点 防御率2.33
福岡ソフトバンクの先発は石川投手が予定されている。離脱者続出の苦しい投手陣の中でチームトップの6勝を挙げている石川投手は、前回登板の23日、埼玉西武戦でも6回2失点の好投を見せている。30日の試合でも安定した投球を見せ、リーグトップタイの7勝目を手にすることができるか。
打線では、中村晃選手に期待したい。29日の試合では、4打数3安打の活躍で勝利に大きく貢献。特に、9回裏には後の柳田選手の決勝打を呼び込む安打を放っている。30日の試合でも、甲子園の舞台で強い輝きを放てるか。
29日の試合では手堅く勝利を収めたが、今度は打線が勝ち頭・石川投手をしっかりと援護したい。石川投手本人も「楽しみの方が大きい」とコメントしているだけに、どのような投球を見せてくれるか、注目だ。
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