2イニングスで8得点の猛攻を仕掛けたオリックスが逆転勝利。苦戦している中日を相手に好発を切る

パ・リーグ インサイト

2018.5.29(火) 21:28

オリックス・バファローズ T-岡田選手(C)PLM
オリックス・バファローズ T-岡田選手(C)PLM

ナゴヤドームで行われた中日とオリックスの一戦。前カードの対千葉ロッテ戦では、勝ち越しに成功し、3位・福岡ソフトバンクとのゲーム差を0.5としたオリックス。今日の先発は、5月未だ負けのなしのアルバース投手だ。今日も好投をみせ、チームを勝利へ導くことができるのか。5戦5勝という結果となれば、月間MVPも見えてくる。対する中日の先発は、マルティネス投手である。

1回裏、連打で迎えた1死2,3塁の場面で4番・ビシエド選手に適時打を浴び、いきなり先制点を献上。先発・アルバース投手が立ち上がりを捉えられ、2点を追い掛ける展開を強いられる。

2回から4回はともに無得点に終わり、迎えた5回表。この回先頭の小谷野選手が二塁打で出塁すると、続くT-岡田選手がマルティネス投手から5号2ランを放ち、同点とする。さらに続く安達選手も本塁打を放ち、一気に逆転に成功。オリックスが2者連続弾でリードを奪い返す。

このまま流れはオリックスに傾くかと思いきや、直後の5回裏にアルモンテ選手の2ランなどで3点を失ってしまい、再びリードされる展開となる。

しかし、オリックスが直後に再び反撃を開始。6回表、先頭の吉田正選手が初球を捉え、右翼席へ運ぶ8号ソロを放つ。続くロメロ選手の安打、T-岡田選手の四球で1死1,2塁とすると、安達選手、西野選手、小田選手、西村選手の4連続安打で一挙5得点。5回、6回の2イニングスで8点を奪う猛攻で逆転に成功する。

3点をリードしたオリックスは、吉田一投手、近藤投手、黒木投手、山本投手とつなぎ、最終回は増井投手が登板。救援陣が見事な投球で中日打線を無失点に抑え、試合は8対5でオリックスが勝利した。


過去の交流戦で苦手としていた中日を相手に白星と、今後に向けて明るい材料となったオリックス。明日は金子千尋投手と松坂投手の対決が予定されている。ハイレベルなベテラン同士の対決に注目しつつ、チームの連勝に期待したい。

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