千葉ロッテが元MLBセーブ王・オスナを獲得。井口資仁監督「実績十分の投手」

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アストロズ時代のロベルト・オスナ※写真提供:Full-Count(写真:Getty Images)
アストロズ時代のロベルト・オスナ※写真提供:Full-Count(写真:Getty Images)

18年に暴行問題で出場停止、20年に肘の故障も実力はメジャー屈指の守護神

 ロッテは9日、2019年にメジャーリーグで最多セーブに輝いたロベルト・オスナ投手の獲得を発表した。現在リーグ5位からの巻き返しを図るべく、メジャー通算155セーブの実績を誇る超大物助っ人をシーズン途中に補強することに成功した。

 オスナは、2015年に20歳の若さでブルージェイズでメジャーデビュー。すぐに守護神の座を射止めると、68試合に登板して20セーブを挙げた。その後はメジャー屈指のクローザーに成長し、2018年途中にアストロズに移籍すると、翌2019年には38セーブをマークして最多セーブに輝いた。

 一方で、2018年には女性に対する暴行問題で75試合の出場停止処分を受けたことも。2020年に肘の故障で4試合に登板したのを最後にメジャーの舞台から遠ざかり、昨季からメキシカンリーグのディアブロス・ロホス・デル・メヒコ(メキシコシティ・レッドデビルズ)でプレー。今季は12試合に登板して2勝0敗6セーブ、防御率1.35の成績を残している。

 メジャー通算6年間で314試合に登板して155セーブの実績を誇りながら、まだ27歳と若い。最速100.1マイル(161キロ)のフォーシームにスライダー、チェンジアップ、カッターを操り、万全の状態ならばメジャーでもトップクラスの実力。異例の日本球界入りとなった。

 オスナは「千葉ロッテマリーンズで投げられることにとても感謝し、日本のファンの皆様の前で投げることが待ちきれません。マリーンズがパ・リーグ、日本シリーズで優勝する為に一生懸命チームの為に頑張ります」とコメント。井口資仁監督は「実績十分の投手。150キロを超えるストレートに多彩な変化球を持っており、さらにコントロールもよく頼もしい存在。一日でも早くチームに合流して勝利に貢献して欲しいと思います」と期待した。

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