5月29日、「日本生命セ・パ交流戦」が開幕。パ・リーグ3位の福岡ソフトバンクは楽天との3連戦を1勝2敗で終え、23勝23敗と勝率5割で得意とする交流戦へ突入することとなった。
その初戦の相手は、昨季の対戦で2勝1敗と勝ち越している阪神。それではここで、この試合の注目ポイントについて見ていこう。
【昨季対戦成績】
阪神→1勝2敗、福岡ソフトバンク→2勝1敗
【阪神】メッセンジャー投手 9試合、7勝2敗 56.2回、50奪三振、15失点 防御率2.22
【福岡ソフトバンク】岡本投手 8試合、0勝0敗 10.1回、6奪三振、3失点 防御率2.61
福岡ソフトバンクの先発はプロ初先発となる岡本投手。今季の8試合はすべて中継ぎとしての登板だった。長いイニングを投げることへの不安はあるだろうが、千賀投手の復帰が延期となり、東浜投手も登録を抹消されるなど、先発投手に大きな不安を抱えるチームの救世主となれるか。非常に期待が集まる登板となる。
福岡ソフトバンク打線では、27日の試合でチーム唯一のマルチ安打を放った塚田選手に注目したい。その日はスタメン起用に応える4打数2安打の活躍で、内川選手の穴を埋める一塁手候補としてアピールした。現在ウエスタン・リーグ第3位の41安打を放っているそのポテンシャルを、一軍でも大いに発揮してほしいところだ。
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