6月1日、神宮球場で行われた東京ヤクルトと千葉ロッテの「日本生命セ・パ交流戦2022」第2回戦は、4対3で千葉ロッテが勝利を収めた。
千葉ロッテの先発は美馬学投手。初回に山田哲人選手に11号ソロを浴び、先制を許す苦しい立ち上がりとなる。2回裏にはオスナ選手に5号ソロを、4回裏には濱田太貴選手に4号ソロを被弾し、なかなかリズムに乗れない。
5回裏には、無死2塁のピンチを背負うも、後続を打ち取り無失点で切り抜けた。美馬投手は粘りの投球で5回を投げ切り、82球6安打3四球3奪三振3失点の内容で降板。救援陣に後を託した。
一方の打線は2回表、先頭の4番・中村奨吾選手の3号ソロですぐさま同点に追い付く。さらに6番・安田尚憲選手に1号ソロが飛び出し、2対1とリードを奪った。同点で迎えた4回表には、安田選手が2打席連発となる2号ソロを放ち、3対2と勝ち越しに成功。ソロ本塁打で得点を重ねていく。
またしても同点で迎えた6回表には、2死から中村奨選手がニ塁打を放ち、チャンスメイク。すると、続くレアード選手が適時打を放ち、4対3と勝ち越しに成功した。
後を託された救援陣は、6回裏を小野郁投手、7回裏を東條大樹投手、8回裏をゲレーロ投手とつなぎリードを守り切ると、最終9回裏は、守護神・益田直也投手がマウンドへ。走者を出しながらも、相手上位打線を抑え、試合を締めた。
勝利した千葉ロッテは、美馬投手が粘投。救援陣も粘りの投球で1点のリードを守り切り、勝利をつかみとった。打っては安田選手が今シーズン初の本塁打を含む、2本塁打の活躍。レアード選手に決勝打が生まれ、東京ヤクルトとの対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。
123456789 計
ロ 020101000 4
ヤ 110100000 3
ロ ○美馬学-小野郁-東條大樹-ゲレーロ-S益田直也
ヤ ●原樹理-木澤尚文-コール-大西広樹
文・谷島弘紀
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