5月31日、バンテリンドームで行われた中日と東北楽天の「日本生命セ・パ交流戦2022」第1回戦は、0対2で東北楽天が敗北を喫した。
東北楽天は、田中将大投手が先発。球界屈指の右腕は今日も初回から支配的な投球を展開し、3回裏までを無失点に抑える素晴らしい立ち上がりを見せる。4回裏には阿部寿樹選手に6号ソロを浴び先制点を許してしまうが、その後もテンポ良く投げ込み、5回裏までを1失点に抑えた。
援護したい打線だったが、中日の先発・小笠原慎之介投手の前にあと一本が出ず、6回表終了時点で無得点。その裏、ビシエド選手に6号ソロで追加点を挙げられるも、後続を抑えた田中投手は6回6安打2失点と先発の役目を果たして降板した。
後を受けた救援陣は酒居知史投手、鈴木翔天投手、西口直人投手で7回裏、8回裏を無失点でつなぎ、2点を追いかける展開のまま試合は最終回へ。先頭の小深田選手が安打出塁するも、相手守護神・R.マルティネス投手の前に打線がつながらず、0対2で試合終了。
東北楽天は、田中投手が6回2失点の好投で今季8度目のQSを記録するも4敗目。打線では、小深田選手が猛打賞、浅村選手も2安打を記録したが、中盤の得点機をいかすことができなかった。
123456789 計
楽 000000000 0
中 00010100X 2
楽 ●田中将大-酒居知史-鈴木翔天-西口直人
中 ○小笠原慎之介-ロドリゲス-SR.マルティネス
文・村井幸太郎
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