5月26日、バンテリンドームで行われた中日と埼玉西武の「日本生命セ・パ交流戦2022」第3回戦は、3対6で埼玉西武が敗戦。

　埼玉西武の先発・隅田知一郎投手は1回裏、2回裏と3者凡退に抑えるも、4回裏に2死1、3塁から3者連続の適時打を浴びて3点の先制を許す。続く5回表に打席が回ってきたところで、代打を送られ交代。4回93球5安打3失点と苦しい内容となった。

　打線は試合が動いた直後の5回表、代打・栗山巧選手の安打などで2死1、2塁とし、外崎修汰選手の適時二塁打で1点を返す。しかし5回裏から登板した宮川哲投手も鵜飼航丞選手の適時打を浴び、点差は再び3点に広がった。

　6回裏には森脇亮介投手が登板するも2失点を喫し、スコアは1対6に。なんとか反撃した打線も本塁が遠い展開が続く。7回裏からは十亀剣投手、ボー・タカハシ投手と無失点でつないだ。5点ビハインドで迎えた9回表、1死1、3塁から柘植世那選手の適時内野安打などで2点を返したが、後続が倒れて3対6で試合終了。

　埼玉西武は、先発・隅田投手が4回3失点、後を受けた救援陣も3失点と中盤に打ち込まれ計6失点。打線も8回までに7安打を放ちチャンスをつくりながら、外崎選手の適時二塁打による1得点のみ。9回表には2点を返すも、反撃及ばなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
西 ００００１０００２ ３
中 ０００３１２００Ｘ ６

西 ●隅田知一郎-宮川哲-森脇亮介-十亀剣-ボー・タカハシ
中 ○松葉貴大-清水達也-祖父江大輔-山本拓実-藤嶋健人-S R.マルティネス

文・丹羽海凪

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