埼玉西武と北海道日本ハム。首位攻防最終ラウンドを制するのは?

パ・リーグ インサイト

2018.5.27(日) 09:32

埼玉西武ライオンズ・金子侑司選手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・金子侑司選手(C)PLM

5月27日、メットライフドームで行われる首位・埼玉西武と2位・北海道日本ハムの首位攻防戦最終ラウンド。26日の試合では延長戦にまでもつれ込む熱戦をベテラン・鶴岡選手の決勝打で北海道日本ハムが制し、2連勝を飾った。

このまま北海道日本ハムがカード3連勝を決め、ゲーム差を1に縮めるのか。それとも首位・埼玉西武が本拠地のファンの前で連敗を止めるのか。試合の見どころを挙げていきたい。

【今季対戦成績】
埼玉西武→4勝5敗、北海道日本ハム→5勝4敗

【埼玉西武】榎田投手 6試合、4勝1敗 34.2回、31奪三振、6失点 防御率1.56
【北海道日本ハム】有原投手 6試合、4勝2敗 37.1回、40奪三振、22失点 防御率5.30

カード3連勝で一気にゲーム差を1に縮めたい2位・北海道日本ハムは有原投手の先発が予定されている。現在4勝2敗と勝ち越してはいるものの、防御率5.30と安定感には欠けている。埼玉西武戦は今季初登板だが、強力打線を相手にどれだけ試合を作れるか。

北海道日本ハム打線では近藤選手に注目だ。復帰直後は調子を落としていたが、今カードは25日に4打数3安打3打点、26日に5打数2安打2打点と好調。2試合連続弾も放っており、長打力と打率の両方に大きな期待が持てる。

対する首位・埼玉西武は連敗ストップへ榎田投手の先発が予定されている。前回登板20日のオリックス戦では今季初黒星を喫したものの、7回2失点と好投した。先発した5試合全てでクオリティ・スタートを達成しており、抜群の安定感を誇っている。今回も試合を作り、チームを勝利に導きたいところ。

打撃陣では9番を担う金子侑選手に注目だ。現在は打率.176と苦しんでいるが、26日の試合では3安打4打点1本塁打に加えて1盗塁。持ち味の走力だけではなく、課題の打撃でもチームに貢献した。金子侑選手の打撃が上向いてくれば、埼玉西武はさらに隙のない打線になる。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE