柳田悠岐が先制打&決勝弾。福岡ソフトバンクが接戦を制し貯金を取り戻す

パ・リーグ インサイト

2018.5.26(土) 17:23

福岡ソフトバンクホークス・今宮健太選手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・今宮健太選手(C)PLM

5月26日に行われた福岡ソフトバンクと楽天の3連戦2戦目。昨夜は主砲・ペゲーロ選手の11号2ランと投手陣の粘りの投球が光り、楽天がカード初戦を制した。3連勝を狙う今日の先発マウンドに上がるのは則本投手だ。直近2試合で快投を披露している絶対的エース。今日も自慢の直球を主体に、チームの勝利に貢献したい。

対する福岡ソフトバンクはバンデンハーク投手を先発マウンドに送る。現在3勝4敗、防御率6.25と本来の投球ができていない。好相性の楽天打線を抑え込み、復調のきっかけとしたいところだ。

試合は初回から動く。福岡ソフトバンクは1回裏、1死から2番・今宮選手の安打と3番・中村晃選手の四球で1死1,2塁の好機を作ると、ここで4番・柳田選手が右前へ先制適時打。則本投手の立ち上がりを攻め、幸先良く先制点を奪った。

3回表、楽天の先頭・田中選手が今季1号ソロを叩き込んで同点としたが、1対1で迎えた5回裏。福岡ソフトバンクは2死から2番・今宮選手が二塁打を放ち、続く中村晃選手が勝ち越しの適時内野安打を放つ。2塁走者・今宮選手の積極的な走塁も生き、2対1とリードを握った。さらに7回裏にも、先頭の高谷選手が今季第1号ソロ。スコアを3対1とし、リードを2点に広げる。

直後の8回表、福岡ソフトバンクは2番手のモイネロ投手が楽天の今江選手、ペゲーロ選手にまさかの2者連続アーチを浴び、土壇場で同点に追い付かれたが、その裏、4番・柳田選手が勝ち越しの12号ソロ。4対3と、すぐさまリードを取り戻すことに成功した。

4対3と1点リードの福岡ソフトバンクは最終回のマウンドに森投手を送る。守護神を務める右腕は2死から連打を浴び、2死2,3塁の大ピンチを背負うものの、最後はフェルナンド選手を打ち取って試合終了。福岡ソフトバンクが4対3で接戦を制し、連敗を3で止めた。

試合を制した福岡ソフトバンクは4番・柳田選手が先制打と決勝弾を含む4打数2安打1本塁打2打点の大活躍。頼れる主砲が勝負強さを魅せ、チームは借金生活突入を何とか阻止した。一方、敗れた楽天は田中選手、今江選手、ペゲーロ選手の3人に本塁打が飛び出すものの、先発・則本投手が8回4失点と粘れず。完投負けを喫した。

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