田中将大がNPB復帰後初完封! 東北楽天が11連勝で球団記録更新

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2022.5.10(火) 21:07

東北楽天ゴールデンイーグルス・田中将大投手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・田中将大投手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月10日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と千葉ロッテの第6回戦は、7対0で東北楽天が勝利。球団記録をまた一つ伸ばし、11連勝とした。

 11連勝をねらう東北楽天の先発は田中将大投手。初回を3者凡退で立ち上がると、4回まで二塁を踏ませない投球を披露。連打で無死1、2塁のピンチを背負った5回表も、落ち着いて後続を打ち取って切り抜ける。

 打線は2回裏、2死2塁から黒川史陽選手に安打が生まれるが、菅野剛士選手の好返球に阻まれ先制機を逃す。次に好機をつかんだのは5回裏。1死1、3塁の場面で炭谷銀仁朗選手のセーフティスクイズは失敗に終わるも、続く西川遥輝選手が四球を選んで2死満塁に。代打・銀次選手の内野安打で先制に成功すると、捕逸の間にもさらに1点を追加した。

 田中投手は6回以降も安定感抜群の投球でリードを守り続ける。すると8回裏、1死2、3塁からマルモレホス選手のあわや本塁打かという一打で2点を追加。2死1、2塁からは辰己涼介選手、炭谷選手も適時打を放ち、7対0とする。リードを広げて迎えた9回表も田中投手が3者凡退で抑え、試合終了。

 勝利した東北楽天は、先発した田中投手が9回107球4安打1四球7奪三振でNPB復帰後初完封。打線も少ないチャンスを生かして得点を重ねた。辰己選手は今季初の猛打賞を記録している。一方敗れた千葉ロッテは、先発の小島和哉投手が8回途中5失点(自責点4)。先制点を奪われて以降も粘り強く援護を待っていたが、球数が140球に迫った8回に力尽きた。

  123456789 計
ロ 000000000 0
楽 00002005X 7

ロ ●小島和哉-横山陸人
楽 ○田中将大

文・吉村穂乃香

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