5月10日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムとオリックスの第7回戦は、4対2でオリックスが勝利した。
オリックスは初回、北海道日本ハムの先発・加藤貴之投手から1死2塁のチャンスをつくると、中川圭太選手の適時二塁打で幸先よく先制に成功。なおも2死1、3塁の場面で中川選手がホームスチールを決め、2点目を追加する。さらに3回表には大城滉二選手に1号ソロが生まれ、3対0とリードを広げた。
一方先発の山岡泰輔投手は初回、先頭打者に二塁打を許すも後続を3人で切って取り、3回までを無失点に抑える立ち上がりを見せる。4回裏には1死1塁から野村佑希選手に一発を浴びるも、その後は要所をしっかり締めるピッチングで6回までを2失点にまとめた。
その後も山岡投手は好投を続け、8回7安打無四死球9奪三振2失点の内容で降板。9回表には野口智哉選手が貴重な追加点となる適時二塁打を放ち、リードを広げる。そして9回裏、後を託された守護神・平野佳寿投手が無失点に封じ、4対2でオリックスが勝利。連敗を7で止めた。
勝利したオリックスは、先発の山岡投手が4月8日の千葉ロッテ戦以来5試合連続QSとなる8回2失点の好投で今季3勝目。防御率も0.89としリーグ単独トップに躍り出た。
敗れた北海道日本ハムは、先発した加藤貴之投手が5回6安打3失点の内容。野村選手に一発が生まれるも、打線がつながらず2連敗。なお、石川直也投手が2019年9月27日以来となる本拠地での登板を1回無失点に抑え、見事な復活を見せた。
123456789 計
オ 201000001 4
日 000200000 2
オ ○山岡泰輔-S平野佳寿
日 ●加藤貴之-吉田輝星-宮西尚生-石川直也-玉井大翔
文・村井幸太郎
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