オリックスと千葉ロッテのカード2戦目は、引き続きほっともっと神戸で行われる。25日の試合では、序盤は中村選手、角中選手、清田選手が揃って打点を挙げるなど千葉ロッテのペースで試合が進んだ。しかし、中盤はオリックスが涌井投手を攻略。最大4点差あったリードも大城選手の適時打で奪い返し、見事逆転勝利を挙げた。
25日の勝利で勝率5割復帰に王手をかけたオリックス。さらに3位・福岡ソフトバンクとのゲーム差もわずか0.5。Aクラスに入るため、26日は大事な一戦となる。千葉ロッテも4位・オリックスに引き離されないために是が非でも勝ちたいところ。この重要な一戦の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
オリックス→6勝3敗、千葉ロッテ→3勝6敗
【オリックス】山岡投手 8試合、2勝5敗 47.1回、40奪三振、21失点 防御率 3.23
【千葉ロッテ】ボルシンガー投手 6試合、4勝1敗 36.2回、30奪三振、10失点 防御率1.96
オリックスの予告先発は山岡投手。現在3連敗中と苦しんでおり、前回登板の埼玉西武戦では5回4失点という内容に加え、暴投3、与四球3と本来の投球とは程遠い内容だった。前回の課題点を修正し、26日はチームを勝利に導く投球をしたい。
打線では大城選手に期待だ。25日の試合でも勝ち越し適時打を含む3安打猛打賞の活躍を見せた。前カードの楽天戦では初戦と2戦目でそれぞれ2安打を放つなど、打ち出したら止まらない若武者。打線につながりを生むためにも、その活躍がカギとなる。
対する千葉ロッテの予告先発はボルシンガー投手。5月はここまで3勝負けなしと調子を上げている。前回登板の福岡ソフトバンク戦では7回無死点、来日最多となる7奪三振を記録するなど、相手打線に付け入る隙を与えなかった。オリックス、そして福岡ソフトバンクに引き離されないためには、今回ボルシンガー投手の好投が必要不可欠だ。
打線では、1番打者としてチームをけん引している荻野貴選手に注目。25日の試合では猛打賞を記録し、現在7試合連続安打。一度沈んでから再び調子を上げてきた。荻野貴選手が塁上にいることにより、相手投手にかかるプレッシャーは想像以上に大きいはず。リードオフマンとして最大限の活躍を見せたい。
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