5月6日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと福岡ソフトバンクの第6回戦は、5対3で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンク先発の千賀滉大投手は、得点圏に走者を背負いながらも4回まで無失点に抑える粘りの投球を見せる。しかし5回裏、安打と四球でピンチを招き、山口航輝選手の適時二塁打、菅野剛士選手の2点適時内野安打で逆転を許し、この回限りで降板した。
打線は4回表に今宮健太選手の適時二塁打で1点を先制したが、以降は好機をつくりながらも得点を挙げられず。しかし9回表、先頭の上林誠知選手が振り逃げで出塁すると、代打・中谷将大選手が1号同点2ランを放ち、試合は振り出しに。9回裏は又吉克樹投手が抑え、延長戦へ突入した。
10回裏を津森宥紀投手が無失点でつなぐと、11回表に安打と敬遠などで1死1、3塁から、グラシアル選手の適時打で勝ち越しに成功。なおも暴投の間に1点を追加、11回裏はモイネロ投手が締め、5対3で試合は終了した。
勝利した福岡ソフトバンクは、先発の千賀滉大投手が5回69球8安打2四球5奪三振3失点で降板も、後を受けたリリーフ陣が延長11回までを無失点でつないだ。打線は走者を出しながらも得点できずにいたが、土壇場の一発から流れを変え、接戦を制した。
一方敗れた千葉ロッテは、中11日で先発した佐々木朗希投手が6回91球6安打1四球11奪三振1失点の好投。打線では、本日29歳の誕生日を迎えた菅野選手が2安打2打点&好守と躍動したが、リリーフ陣が崩れた。
1234567891011計
ソ 00010000202 5
ロ 00003000000 3
ソ 千賀滉大-松本裕樹-嘉弥真新也-板東湧梧-○津森宥紀-Sモイネロ
ロ 佐々木朗希-東條大樹-ゲレーロ-益田直也-小野郁-●田中靖洋-中村稔弥
文・東海林諒平
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