【ファーム】渡邉陸が攻守に躍動するも、福岡ソフトバンクが阪神に惜敗

パ・リーグ インサイト

2022.5.1(日) 16:45

福岡ソフトバンクホークス・渡邉陸選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・渡邉陸選手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月1日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンク対阪神のウエスタン・リーグ公式戦第6回戦は、3対4で福岡ソフトバンクが惜敗した。

 福岡ソフトバンクの先発は中道佑哉投手。1回表、制球が定まらず1死満塁のピンチを招くと、陽川尚将選手に犠飛を許し先制される。さらに2死2、3塁から、板山祐太郎選手に2点適時打を打たれて、この回3失点。苦しい立ち上がりとなる。

 一方の打線は1回裏、1死3塁の好機を迎えるが、真砂勇介選手とデスパイネ選手が倒れて得点できない。阪神先発の才木浩人投手の前に、5回まで無得点に終わった。

 追い付きたい打線は6回裏、周東佑京選手と真砂選手の安打で1死1、2塁とすると、デスパイネ選手の打球が失策となり1点を返す。さらに続くチャンスで、渡邉陸選手が適時打を放ち、スコアは2対3となった。

 投手陣は、6回表から登板している3番手・岡本直也投手が7回表に1死満塁のピンチを招く。ここで4番手・尾形崇斗投手がマウンドへ。2者連続三振に抑える好リリーフを見せ、阪神に得点を許さない。すると7回裏、緒方理貢選手が四球と盗塁でチャンスを演出すると、増田珠選手の適時内野安打でついに同点に追い付く。

 8回表から登板した中村亮太投手だったが、2死から陽川選手に4号ソロを浴びて再び1点差に。9回表は泉圭輔投手が無失点に抑えるが、打線が得点できず試合終了。敗れた福岡ソフトバンクは、3点差を追い付いたが逆転とはならず、直後に本塁打で試合を決められた。

  123456789 計
神 300000010 4
ソ 000002100 3

神 才木浩人-岩田将貴-尾仲祐哉-○小野泰己-ケラー-S二保旭
ソ 中道佑哉-椎野新-岡本直也-尾形崇斗-●中村亮太-泉圭輔

文・木村圭

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