5月24日、ZOZOマリンスタジアムで行われている千葉ロッテと北海道日本ハムの一戦。3度同点に追い付く粘りを見せた千葉ロッテが、清田選手の一打で劇的なサヨナラ勝利を飾った。
千葉ロッテは同点で迎えた12回裏に2死2塁のチャンスを作ると、4番の角中選手が敬遠されて5番の清田選手が2死1,2塁という状況で打席に。この場面で千葉ロッテは重盗を試みるが、タイミングは完全にアウト。しかし、2塁走者の中村選手が巧みなスライディングでレアード選手のタッチをかいくぐってセーフとし、2死2,3塁とチャンスを拡大してみせる。
この走塁によって単打でも確実にランナーが帰ってくる状況を作り上げると、直後にそれが生きる形に。清田選手が放った打球は左前に落ち、試合を通じてさまざまな出来事が起こった熱戦にサヨナラ打で終止符を打ってみせた。
9回と11回にも敗色濃厚な展開から土壇場で同点に追い付いていた千葉ロッテが、最後の最後で試合を決める形に。驚異の粘りを見せた千葉ロッテが7対6で4時間を超える死闘を制し、カード勝ち越しを決めている。
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