息詰まる投手戦は、岸に軍配が上がる
楽天が、岸孝之投手の好投で連敗を止めた。24日、東京ドームで開催されたオリックス戦に4-1で勝利。今季8試合目の先発マウンドに上がった右腕はオリックス打線をほぼ完璧に封じ込み、オリックス西勇輝とのエース対決を制して自身3連勝を飾った。
防御率1点台を維持する岸が、この日も好投した。試合前、J1ヴィッセル神戸への加入が決まったスペイン代表MFアンドレス・イニエスタが東京ドームを訪れ、異様な空気で始まった試合だったが、岸にはお構い無し。立ち上がりからアウトを積み重ねていった。
7回2死二塁からT-岡田に中前適時打を許して1点を失って完封こそ逃したものの、4安打1失点で完投勝利。好投の右腕を打線は5回に岡島、田中のタイムリーで2点を奪い、このリードを岸が守り抜いた。
オリックスは連勝が3でストップ。先発の西は8回途中4失点の力投を見せたが、打線が楽天先発の岸をつかまえられなかった。5割復帰のかかった試合だったが、借金完済とはならなかった。
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