【ファーム】谷川唯人のサヨナラ打で千葉ロッテが連敗脱出! 本前郁也は7回3失点

パ・リーグ インサイト

2022.4.21(木) 16:38

千葉ロッテマリーンズ・谷川唯人投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・谷川唯人投手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月21日、ロッテ浦和球場にて行われた千葉ロッテと埼玉西武のイースタン・リーグ公式戦、第5回戦は5対4で千葉ロッテが勝利。

 千葉ロッテの先発・本前郁也投手は序盤3回を無失点に抑えたものの、4回表に高木渉選手の適時二塁打で先制を許すなど2失点。6回表には高木選手に2試合連続となる2号ソロを浴びたが、7回表は3者凡退に抑え、7回6安打3四死球3失点で降板した。

 打線は7回裏、相手先発・渡邉勇太朗投手から西巻賢二選手の二塁打と四球で1死1、2塁とすると、和田康士朗選手の適時二塁打で1点を返す。なおも2死満塁とし、茶谷健太選手の同点適時打と相手失策で逆転に成功。この回4得点で試合をひっくり返した。

 8回表は国吉佑樹投手が四球で走者を許すも、捕手・江村直也選手の盗塁阻止もあって3人で終える。しかし9回表、横山陸人投手が2死1、3塁のピンチを招くと、バッテリーミスの間に同点とされてしまい、試合は延長戦へ。

 10回表は田中靖洋投手が3者凡退に抑えると、打線は10回裏、2四球で無死1、2塁とチャンスを得る。ここで打席を迎えたのは谷川唯人選手。3球目を捉えると、打球はセカンドの頭上を越え右中間へ。劇的なサヨナラタイムリーが生まれ、5対4で試合終了。

 勝利した千葉ロッテは、先発の本前投手が7回3失点の力投。打線は終盤に逆転すると、同点となった10回裏に育成2年目の谷川選手の一打で試合を決めた。茶谷選手は一時同点打を含む2安打2打点の活躍。途中出場の西巻選手も2打数2安打を放っている。

 敗れた埼玉西武は先発の渡邉投手が6回まで無失点も、7回につかまり4失点と課題の残る内容に。打線は高木選手が2試合連続本塁打含む2安打2打点と連日のアピールに成功した。

  12345678910  計
西 0002010010  4
ロ 0000004001X 5

西 渡邉勇太朗-森脇亮介-大曲錬-●松岡洸希
ロ 本前郁也-国吉佑樹-横山陸人-○田中靖洋

文・丹羽海凪

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