5月24日、楽天は「スーパーナイター」と称し、東京ドームで主催試合を行う。相手は23日までの仙台での2連戦で、楽天を破っているオリックス。楽天0勝、オリックス2勝で迎える今カード最終戦。23日の試合を振り返りながら、見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
楽天→5勝5敗1分、オリックス→5勝5敗1分
【楽天】岸投手 7試合、3勝1敗 51回、43奪三振、12失点 防御率1.76
【オリックス】西投手 8試合、2勝4敗 54.1回、42奪三振、17失点 防御率2.82
24日の予告先発は楽天が岸投手、オリックスが西投手。ともにエース格の右腕で、思うように勝ち星は伸びていないものの、任された役割をきっちりこなしてきたことは投球回と防御率が示している。見応えのある投手戦が期待できそうだ。
23日の試合は、先発の金子千尋投手が6回1失点と好投したオリックスが勝利。楽天は打線が4安打に抑え込まれ、バッテリー間の連携を含む守備でも精彩を欠いた。24日、いつもとは違う場所で大々的に行う試合ということもあり、同一カード3連敗を阻止したい楽天。キーマンとしては内田選手を挙げたい。一方、4連勝を狙うオリックスでは宮﨑選手に注目だ。
内田選手は23日、4号ソロを放ってチーム内でただ1人打点を挙げた。打率は2割前後と振るわないが、求められているのは小さくまとまらず和製大砲としてのびのび経験を積むこと。オリックス・黒木投手の初球を左翼席に叩き込んだ勢いのまま、東京ドームでも豪快な花火を打ち上げてほしい。
宮﨑選手は23日、楽天の美馬投手から、今季初本塁打をかっ飛ばした。3打数2安打1打点、打率.400と切り込み隊長としての役割をきっちり果たしている宮﨑選手。現在3連勝と好調を維持するチームを、またその打棒でけん引していきたい。
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