宇佐見真吾がサヨナラ打! 先発・加藤貴之も好投の北海道日本ハムが連敗ストップ

パ・リーグ インサイト

2022.4.6(水) 21:35

北海道日本ハムファイターズ・宇佐見真吾選手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・宇佐見真吾選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月6日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと千葉ロッテの第2回戦は、3対2で北海道日本ハムがサヨナラ勝利。5試合ぶりの勝利を挙げ、連敗を「4」で止めた。

 北海道日本ハム打線は3回裏、野村佑希選手の1号ソロで先制に成功。4回裏には清宮幸太郎選手にもソロ本塁打が飛び出し、2対0とした。

 先発の加藤貴之投手は、初回、2回表こそ走者を出したものの、以降はテンポの良い投球で打者14人を連続で打ち取る。7回表には四球と安打で無死1、3塁とされたが、レアード選手、山口航輝選手を連続三振に打ち取り2死までこぎつけたところで降板。ピンチにも動じず、千葉ロッテ打線を圧倒した。

 しかし、2番手として2死2、3塁からマウンドに上がった杉浦稔大投手が暴投と適時打で2点を失い、試合は振り出しに。以降は両チームともに好機が無いまま、試合は9回の攻防へ突入する。

 9回表のマウンドを託された北山亘基投手は、1死1、2塁のピンチを併殺打で切り抜けると、9回裏、先頭のヌニエス選手が死球で出塁。続く石井一成選手がライト前に運び、無死1、3塁という絶好のサヨナラ機を迎える。ここで打席に入った宇佐見真吾選手がレフト線へサヨナラ打を放ち、3対2で試合終了。

 北海道日本ハムは、今季初のサヨナラ勝利。8回まで2本塁打を含む8安打で2得点ともどかしい展開だったが、9回裏の好機を逃さなかった。ドラフト8位ルーキーの北山亘基投手がプロ初白星を手にしている。一方の千葉ロッテは、7回に一度は追いついたが、勝ち越すところまではできず。5連勝とはならなかった。 

  123456789  計
ロ 000000200  2
日 001100001X 3

ロ 本前郁也-東條大樹-小野郁-●ゲレーロ-廣畑敦也
日 加藤貴之-杉浦稔大-堀瑞輝-○北山亘基

文・吉村穂乃香

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