上沢直之がコールドゲームで完封。北海道日本ハムが豪雨の中の投手戦を制す

パ・リーグ インサイト

2018.5.23(水) 22:16

北海道日本ハムファイターズ・レアード選手(C)PLM
北海道日本ハムファイターズ・レアード選手(C)PLM

5月23日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと北海道日本ハムのカード2戦目。昨日の初戦では千葉ロッテ・石川投手が8回を3安打無失点に抑える好投を見せ、チームを今季初の4連勝へと導いた。

お互いに対戦成績5勝5敗のタイで迎える今日の2戦目、千葉ロッテはプロ初先発の有吉投手を、北海道日本ハムは5月16日の埼玉西武戦で4年ぶりの完封勝利を収めた上沢投手を、それぞれマウンドへ送り出す。

試合は初回に動きを見せる。1回表、1番・西川選手、3番・近藤選手が安打で1死1,3塁の好機を作ると、4番・中田選手が適時二塁打。有吉投手の立ち上がりを攻めた北海道日本ハムが、幸先よく先制点を奪う。

さらに4回表にも、1死から5番・レアード選手が有吉投手の内角高めの直球を振り抜き、2試合ぶりの8号ソロ。スコアを2対0とし、北海道日本ハムがリードを広げる。

その後は両チームの投手陣が粘りの投球を見せ、試合は息詰まる投手戦に。北海道日本ハムは毎回のように得点圏に走者を進めるがあと一本が出ず、千葉ロッテはチャンスらしいチャンスを作らせてもらえない。

5回からは両チーム無得点が続き、試合終盤、降りしきる雨が強まる。千葉ロッテ打線は何とか反撃のきっかけをつかみたいところだったが、8回裏を終了した地点で試合は中断。再開されることなくコールドゲームが宣告され、そのまま試合は2対0で北海道日本ハムが勝利した。

先発した北海道日本ハムの上沢投手は、8回5安打無失点の好投。試合が成立したため、今季5勝目を2試合連続の完封で飾ることになった。敗れた千葉ロッテは、有吉投手がプロ初先発で5回2失点の力投を見せたが、打線が散発5安打に抑え込まれ、その奮闘に応えることができなかった。

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