5月23日、ZOZOマリンスタジアムで行われている千葉ロッテと北海道日本ハムの一戦。2対0と北海道日本ハム2点リードで迎えた試合中盤、両チームの外野手が華麗な守備で魅せた。
まずは北海道日本ハム。4回裏2死1,2塁と、長打が出れば千葉ロッテ同点の場面で、清田選手の打球は左中間を割るかと思われたが、北海道日本ハムの中堅手・西川選手が俊足を飛ばして落下点近くに到達し、果敢にダイビングキャッチ。帽子を吹っ飛ばし、人工芝にスライディングの生々しい跡を残しながら、好投を続ける先発・上沢投手を救う超ファインプレーを見せた。
しかし、千葉ロッテも負けてはいない。直後の5回表、北海道日本ハムの攻撃。1死2塁のピンチで、3番・近藤選手の打球はグングン伸びて左翼フェンスへ。これを先ほどファインプレーを食らった千葉ロッテの左翼手・清田選手がフェンスにぶつかりながらも完璧なタイミングでジャンピングキャッチ。
ビデオ判定の要求があったが、判定は覆らずアウトとなり、プロ初先発で力投する有吉投手をアシストした。両チームともに、ケガを恐れない外野手の好捕で失点を阻止。なお、好守備にも助けられ、引き締まった展開を見せる試合は現在、2対0のまま6回の攻防を迎える。
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