4月1日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と福岡ソフトバンクの第1回戦は、1対0で福岡ソフトバンクが勝利し、開幕7連勝を飾った。
福岡ソフトバンクの先発・千賀滉大投手は、6回裏まで東北楽天打線をわずか2安打に抑える投球を披露。7回裏には、鈴木大地選手と銀次選手に安打を浴びるなど、2死満塁とされるも、7番・マルモレホス選手を3球三振に打ち取る。続く8回裏にも、1死2塁のピンチを背負ったが、落ち着いて後続を打ち取り、8回116球5安打3四球9奪三振無失点で降板した。
千賀投手の好投に応えたい打線は4回表、1死から3番・柳田悠岐選手が「イメージは力を抜いての脱力スイング」と振り返る今季初アーチで1点を先制。しかし、以降は東北楽天・涌井秀章投手を捉えられず、1点リードのまま試合は終盤へ突入する。
9回裏、森唯斗投手は得点圏に走者を出しながらも無失点に抑え、1対0で試合終了。
勝利した福岡ソフトバンクは、柳田選手の本塁打で挙げた1得点にとどまったものの、千賀投手が8回無失点の好投を見せ、見事に1点を守り切った。一方敗れた東北楽天は、涌井投手が6回1安打1本塁打3四球7奪三振1失点と試合をつくるも、打線が終盤の好機を生かせなかった。
123456789 計
ソ 000100000 1
楽 000000000 0
ソ ○千賀滉大-S森唯斗
楽 ●涌井秀章-弓削隼人-西垣雅矢-藤平尚真
文・高橋優奈
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