外野の守備にも挑戦
2015年ドラフト1位で千葉ロッテに入団した平沢大河選手も今年で3年目を迎えた。
今季はドラフト2位で入団したルーキーの藤岡裕大選手が遊撃のレギュラーとして出場していることもあり、平沢選手は本職の遊撃だけでなく、チーム方針により一塁や外野の守備もこなしている。
本拠地・ZOZOマリンスタジアムの守備練習でも遊撃の他、清田育宏選手のグローブを借りて右翼のポジションに入りノックを受けている。外野の守備について平沢選手は「打球の間隔などが難しく、今はしっかりと練習しているところです」と話し、「どこでも守れれば強みになると思います。しっかり準備していきます!」と力強く語った。
準備を意識
「相手もあることなので、良い時もあれば悪いときもあると思います、準備して少ないチャンスで頑張ることを心がけていますね」。
打撃面では、4月3日のオリックス戦、4月20日の埼玉西武戦、代打で適時打を放ち、スタメンで出場した4月21日の埼玉西武戦で3打点、5月4日の北海道日本ハム戦でマルチ安打を記録するなど、少ないチャンスで結果を残している。
それでも、「良い打席もあったり、悪い打席もあったりするので、波が激しいかなと思います」と厳しい自己評価。「今はそんなに良くはないので、まずはしっかりと強い打球が打てるようにしています」とフリー打撃では反対方向を中心に打つなど、練習から工夫を凝らしている。
数少ないチャンスをモノにするため、“準備"を大切にする平沢選手。毎日の小さな積み重ねが、やがて大きな花を咲かせるはずだ。
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