ホークス市川友也、移籍後初打点と初お立ち台。ヤフオクDで感謝したこととは…

Full-Count 藤浦一都

2018.5.23(水) 12:13

福岡ソフトバンクホークス・市川友也(C)Full-Count
福岡ソフトバンクホークス・市川友也(C)Full-Count

2軍でも組んだ摂津と呼吸ぴったり、3回に強肩で盗塁阻止「自分にとってもでかかった」

22日の埼玉西武戦でスタメンマスクをかぶった福岡ソフトバンクの市川友也が、攻守に渡る活躍でチームの連敗ストップに貢献。移籍後初となるお立ち台で満面の笑みを見せた。

市川のスタメンマスクは移籍後3度目。過去2回は中田賢一が先発の時だったが、摂津正とは「2軍でも組んでいたので」と呼吸もぴったりだ。しかし、この日は摂津の調子自体が悪く、毎回、先頭打者の出塁を許した。

市川も「カーブ自体が良くなかったですが、それを消さないようにしようと(摂津と)2人で話していました。緩い球は投げる方もサインを出す方も勇気がいるんですけどね」と、懸命に緩急をつけることで埼玉西武打線を翻弄した。

2死満塁のピンチを招いた4回表の守りでは、ヤフオクドーム全体から大きな声援の拍手が沸き起こった。市川がいた札幌では3ボールで自然と激励の拍手が起こることが当たり前になっているが、この日の拍手はボルテージが段違い。慣れているはずの市川も「みんな一緒に戦ってくれているんだと感じました」とファンに感謝した。

3回には四球で出た秋山翔吾の盗塁を阻止。見事なストライク送球でファンを魅了した。「ノーアウトだったので自分にとってもでかかったです」と市川。5回には移籍後初打点となるタイムリー三塁打を放ったが、この最後に加えた1点が結果的には大きな1点となったことは確かだ。

今後もスタメンマスクの機会はきっと増えていくだろう。思わぬ捕手難から進んだ金銭トレードで、福岡ソフトバンクは貴重な戦力を手に入れたようだ。

記事提供:Full-Count

記事提供:

Full-Count 藤浦一都

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE