5月23日、18時15分からZOZOマリンスタジアムで行われる千葉ロッテと北海道日本ハムの3連戦2試合目。千葉ロッテは石川投手が4月17日以来の勝利投手となり、チームも今季初の4連勝を決めた。一方北海道日本ハムはマルティネス投手が2失点完投の力投を見せながら、打線が3安打無得点に抑え込まれた。ここからは23日の試合の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
千葉ロッテ→5勝5敗、北海道日本ハム→5勝5敗
【千葉ロッテ】有吉投手 14試合、0勝0敗 18.1回、14奪三振、10失点 防御率4.91
【北海道日本ハム】上沢投手 7試合、4勝1敗 45.1回、40奪三振、7失点 防御率1.39
千葉ロッテは有吉投手がプロ初先発を飾る。ルーキーイヤーの昨季は53試合に登板し、勝ちパターンとしてチームの期待に応えた。今季もここまでの14試合は、すべて中継ぎとしての登板。初めての先発のマウンドでどのような投球を見せるか。
一方の北海道日本ハムは上沢投手が登板する。前回登板の5月16日の埼玉西武戦では自身4年ぶりとなる完封勝利を挙げた。今季は現時点で防御率両リーグトップの成績を残している。今回も安定した投球で、打線沈黙気味のチームに勝利をもたらすことができるか。
22日の試合は石川投手とマルティネス投手の投手戦が繰り広げられた。23日も、落ち着いた試合となるだろうか。先発としての可能性が未知数の有吉投手は、安定感のある上沢投手のテンポも利用していきたいところだ。
打の方では、千葉ロッテの荻野貴選手に注目。前のカードの福岡ソフトバンク3連戦すべてでマルチ安打を記録していたが、22日も第1打席でチームの先頭としてきっちり出塁し、2安打を放った。23日の試合では、5試合連続のマルチ安打に期待がかかる。
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