楽天とオリックスの「未勝利投手」が対戦。サイクル未遂の大砲が完全復活か?

パ・リーグ インサイト

2018.5.23(水) 09:30

オリックス・バファローズ 吉田正尚選手(C)PLM
オリックス・バファローズ 吉田正尚選手(C)PLM

23日、楽天生命パークで行われる楽天対オリックスのカード2戦目。22日の試合では、16安打で10得点を挙げたオリックスが楽天に快勝した。その勢いそのままにオリックスがカード勝ち越しを決めるか、はたまた楽天が本拠地のファンの声援を受けて巻き返すか。両チームの注目選手を挙げつつ、23日の試合の見どころを見ていきたい。

【今季対戦成績】
楽天→5勝4敗1分、オリックス→4勝5敗1分

【楽天】美馬投手 5試合、0勝4敗 24.1回、13奪三振、21失点 防御率7.77
【オリックス】金子千尋投手 6試合、0勝4敗 32.1回、25奪三振、19失点 防御率4.73

奇しくも、ともに今季0勝4敗の投手が先発予定。まずは楽天・美馬投手だ。前回登板では5回途中6失点と打ち込まれて、昇格後すぐのリベンジは叶わなかった。昨季11勝を挙げてチームを引っ張っただけに、今度こそ白星をつかんで信頼を取り戻したい。

一方の金子千尋投手は、ここまで6試合に登板しながら白星はない。ただ、前回登板では6回1失点の好投を見せている。美馬投手同様に、念願の1勝目に期待がかかる。

打線では、楽天・銀次選手に注目。22日に悔しい完封負けを喫したチームの中で、ただ1人3打数2安打と結果を残した。23日は、打線が再び息を吹き返すための一助となりたい。

オリックスでは、吉田正選手に注目。22日の試合では、サイクルヒットまであと三塁打のみに迫る5打数4安打4打点の大暴れ。先制弾となる6号ソロも放って完全に復活した印象だ。23日も打線をけん引する一打を放って、この3連戦の勝ち越しを決めたい。

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