千葉ロッテ、今季初の4連勝で借金「2」に 井口監督「石川に尽きますね」

Full-Count 細野能功

2018.5.22(火) 22:47

千葉ロッテは今季初の4連勝で借金を2に減らした(C)Full-Count
千葉ロッテは今季初の4連勝で借金を2に減らした(C)Full-Count

守護神も称賛「内も今年一番の投球」、交流戦前に借金返済へ

千葉ロッテは22日、石川、内の完封リレーで北海道日本ハム戦(ZOZOマリン)に2-0で勝利した。今季初の4連勝で借金も「2」に。井口監督は「石川に尽きますね」とエースの投球を絶賛した。

石川は凱旋登板だった15日の地元・富山でのオリックス戦で6回5失点。3連勝のスタートから、5月に入り3連敗を喫した。指揮官は「カットボールやシンカーが甘くなって打たれている。本来は真っ直ぐがいいピッチャー」と、田村にストレート中心のリードを指示。石川は北海道日本ハム打線を8回3安打4三振に抑えた。

「腕を振って投げるようにと。田村にそういう話をしました。彼の持ち味はストレート。相手も嫌だったと思う。内も今年一番ピッチング内容だった」とMAX151キロで9回に近藤、中田、レアードのクリーンアップを3者凡退に抑えたストッパーも称えた。

4月6日の東京ドームでの対戦でも4安打に抑えられた北海道日本ハムのマルティネスに手こずったが、2回に角中が今季1号ソロで先制点を石川にプレゼントし、4番の仕事をした。8回に日ハム鶴岡が中村の捕飛を落球するタイムリーエラーで貴重な2点目が入るラッキーもあったが、運も実力のうち。「交流戦まで借金を返したい」という指揮官の願いも現実になりそうだ。

23日はチーム5連勝を目指してプロ入り初先発の有吉が登板する。「有吉に期待したい。打線で援護したい」と指揮官は中継ぎから先発に回る2年目右腕に託した。

記事提供:Full-Count

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