アルバー手が4連勝。吉田正尚は4安打4打点の大暴れ。投打がかみ合ったオリックスが快勝

パ・リーグ インサイト

2018.5.22(火) 22:21

オリックス・バファローズ 吉田正尚選手(C)PLM
オリックス・バファローズ 吉田正尚選手(C)PLM

楽天生命パークで行われた6位・楽天と4位・オリックスの3連戦初戦。4月の大不振から脱し息を吹き返しつつある楽天は、2年目右腕・池田投手に先発マウンドを任せる。オリックスとは4月22日に対戦しており、勝ち星は付かなかったものの5回2失点と好投した。勢いに乗るチームの力も借りつつ、今日は2勝目を手にしたい。

対するオリックスの先発はここまで5勝を挙げているアルバース投手だ。安定感抜群の投球でチームを引っ張る左腕は、自身4連勝を飾ることができるか、注目だ。

先制したのはオリックスだった。3回表、2死走者なしから3番・吉田正選手が、内角に入った変化球をうまく捉えると、打球はそのまま右翼席に飛び込む6号ソロに。これでオリックスがスコアを1対0として、まずはリードを握った。

4回表もオリックスが攻勢を仕掛ける。先頭のT-岡田選手と続く大城選手が四球を選び、安達選手の犠打でそれぞれ進塁。1死2,3塁と好機を演出したところで、9番・若月選手が適時内野安打を放って追加点を挙げ、2死満塁から3番・吉田正選手も適時打を放ってさらに2点。この回合計3得点を奪ったオリックスがスコアを4対0とし、4点のリードを握った。

5回表も若月選手の犠飛でさらに1点を追加し、計5点の援護をもらったアルバース投手は、今日の試合でも安定感抜群の投球を披露。針の穴を通すような制球力が冴えわたり、楽天打線に反撃のチャンスを与えない。

さらにオリックス打線は、7回表には安達選手の適時三塁打で1点、8回表には小田選手の1号ソロ、吉田正選手の適時二塁打、小谷野選手の適時打で3点を奪った。9回表にも、福田選手に適時打が生まれてさらに1点を追加したオリックスが、そのまま10対0で楽天に快勝。アルバース投手は8回、被安打5、奪三振9、無失点の完璧な内容で6勝目。4連勝を飾った。

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