高濱祐仁（たかはま・ゆうと）／内野手

#31／1996年8月8日生まれ
185cm・90kg／右投右打

　横浜高校から2014年のドラフト7位で北海道日本ハムに入団。勝負強くパンチのある打撃と、内野をどこでも守れる器用さが武器の選手だ。同じ高校の同級生には、現在もチームメイトの淺間大基選手や、東北楽天・渡邊佳明選手がいる。

　ルーキーイヤーの2015年は、ファームで109試合に出場。打率.256、6本塁打を記録すると、シーズン終盤の9月30日に、「9番・三塁手」として一軍初出場を果たした。プロ3年目の2017年には、ファームで打率.295をマークし、イースタン・リーグ首位打者のタイトルを獲得。さらに一軍では、9月20日の福岡ソフトバンク戦で待望のプロ初安打を記録した。

　しかし2018年、2019年と打撃が振るわず。一軍でも出場なしに終わると、2019年オフに育成契約となった。迎えた2020年は、ファームで開幕から5試合ながら打率.444を記録すると、チーム事情もあり7月8日に支配下復帰。3年ぶりの一軍出場と安打を果たしたが、出場は10試合にとどまった。

　そして2021年は、大きく飛躍を遂げる年となった。開幕一軍こそ逃したものの、4月11日のオリックス戦でプロ初本塁打をマーク。その後もコンスタントに安打を積み重ね、レギュラーに定着し107試合に出場した。背番号を「31」に変更して挑む今季はさらに力をつけ、新庄剛志BIGBOSSの下で輝きを放ちたい。

【2021年一軍成績】
107試合 404打席96安打8本塁打43打点23四球　打率.262 出塁率.305 OPS.695

文・矢澤拓郎

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・高濱祐仁の一打で北海道日本ハムがサヨナラ勝利！　平良海馬の無失点記録は39試合でストップ
2021年7月6日の埼玉西武戦、この試合まで39試合連続無失点の日本記録を更新していた平良海馬投手からセンターオーバーの二塁打を放ち、劇的なサヨナラ勝ちを飾った。

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